「濃淡の表現」始まっております
平成から令和をまたぐ展示となる、市民ギャラリー収蔵品展「濃淡の表現」始まっております。
書や日本画における墨の濃淡、顔料の濃淡、陶芸では釉薬の焼成による濃淡など、市で収蔵する新収蔵品を含め美術作品の中から濃淡にスポットをあてた作品を紹介します。安城に水墨画や日本画を広めた高須芝山、築山素紅、水野桜山をはじめ、書で活躍された神谷葵水、戸田提山、岩間祥霞、𠮷田蒼月らを中心に現在活躍する作家も含めて紹介します。
墨や顔料など濃淡を駆使しながら表現された作品には、作家の熟練された技や、息づかいまでもが伝わるようです。単色の中にも完成される造形美を追求した作品には、鑑賞者に深い感動や安らぎを与えてくれることでしょう。
安城市民ギャラリー1階C室にて令和元年5月11日まで観覧無料にて開催中です。