1/28 戸田提山 生誕百年記念展
本日1月28日より市民ギャラリー郷土作家展「戸田提山 生誕百年記念展」が公開しております。
今の安城市桜井町に生まれた戸田提山は、平成元年に日展において内閣総理大臣賞を受賞(平成26年の高等学校の教科書に採用)、現代書道二十人展にも選抜され、海外の美術館にも作品を寄贈するなど、書家の頂点へと上り詰めた作家です。
今回の展示では16歳当時の「教育勅語」から87歳絶筆とされる「長」、そして倒れる寸前まで書かれた作品も紹介し、主に市民ギャラリー所蔵や市内で所有されている方からの作品を集めたもの71点で構成されております。
戸田提山が書に何を託してきたのかを圧巻の作品を通して肌で感じていただける今回の展示は市民ギャラリー全館で公開しております。筆・硯・落款印・万年筆なども同時に展示しておりますので、ぜひ足をお運びください。2月25日(日)までの公開です。
1/19 第6回 郵友カメラクラブ写真展、第66回 全日本写真連盟安城支部写真展
本日1/19㈭より、二団体の写真展が始まりました。
A室では「第6回 郵友カメラクラブ写真展」が公開中。
郵便局を退職された元職員のみなさんによる写真クラブですが、OGではない女性会員も数人所属されているとのこと。
女性の視点から切り取った作品は、男性にも引けを取らない実力です。
初日は午後からの公開でしたが大勢のお客様が来館され、定例の撮影会や勉強会で評価を受けた自信作を楽しまれました。
撮影した場所や季節、時間帯は様々ながら、どれも美しい色彩で、見飽きることがありません。
公開は1/22㈰16時まで。ぜひご覧ください。
またお隣のB室では、「第66回 全日本写真連盟安城支部写真展」を開催中。
新聞社が後援する団体の安城支部による、年に一度の展覧会です。
愛知県だけでも28支部600名が所属するマンモス団体ですが、会員さん同士はとても仲が良く、館の職員にも気さくに話しかけてくださいます。
地元の支部展ということもあり、公開前から待ちかねたお客様がお見えになるなど、大変な盛況ぶりです。
お揃いの黒いフレーム仕立ての枠の中にひとりひとりの個性が鮮やかです。
力作の数々をお見逃しなく。公開は1/22(日)の夕方16時までです。
第31回 愛知県高文連 美術・工芸専門部『西三河』支部展
本日1/18(水)より第31回 愛知県高文連 美術・工芸専門部『西三河』支部展が公開しております。
高文連美術・工芸専門部展は1986年に愛知県内の高校生の文化活動の健全なる発展を図るために設立され、名古屋支部展(名古屋市博物館*公開終了)、西三河支部展(安城市民ギャラリー)・東三河支部展(豊橋市民文化会館)の3会場で開催されます。
西三河支部展は、西三河(37校)の高等学校美術部、及び特別支援学校高等部の美術・工芸作品を展示し、優れた作品は、県全体の選考会を経て全国総合文化祭に選出されるそうです。
昨日の搬入には、寒い中大勢の生徒や顧問の先生方が来館され、公開に向けて遅くまで準備をされました。作品点数がたくさんあるので、展示にはかなりご苦労されたようです。
高校生が若い感性をとぎすましながら日々切磋琢磨し、真摯に取り組んだ圧巻の作品からは衝撃受けることと思います。公開は22日午後4時までとなっております。
個人情報の関係上展示風景をHPでお見せできないのが残念ですが、是非来館の上ご覧になって下さい。
1/11 土の香り 創作土器展
市民ギャラリーで土器作り教室のボランティアもしていただいている山口勲さんの個展です。
たくさんの観覧者のなか、今日の午前はKATCH(ケーブルテレビ)の取材を受けたりと大忙しのご様子でした。
市民ギャラリーのすぐ近くにお住まいの山口さんは、土器作り教室の代表メンバーとして立ち上げから活動に携わり、陶芸家としても市の公募展で受賞するなど、高い評価を受けています。
展示室の中にはこれまでに制作した作品がずらりと並び、その光景はまさに圧巻。
サイズの大きなものは自重で形が崩れてしまったりと、特に作るのが難しいとのことですが、土のぬくもりを残した見事な仕上がりは長年培った技術と経験のなせる技でしょう。
公開は15日(日)の16時まで。ご本人もなるべく在廊なさるとのこと、ぜひ制作秘話をお聞きになってください。
なお、キャッチネットワークによる本日の取材内容は、「KATCH TIME 30」で放送予定です。
1/13(金)18時、20時、22時から、1/14(土)8時、10時、正午からの放送です。
動画サイト「じもテレ」では15日以降1週間、いつでも視聴可能だそうですので、直接ご来館が難しい方はぜひご覧ください。
1/11 第19回 游展
本日1/11より第19回 游展が公開しています。
グループ游は岡崎市を拠点に活動する絵画グループで、例年は岡崎市美術館で展示会をなさっているのですが、今回はじめて当ギャラリーをご利用いただいています。
今回の作品展は黒川彰三氏の遺作14点が展示されるほか、講師の杉田洋一郎先生(岡崎美術協会会員)による特別出品を含め、矢作川の歴史に関係した作品、自由テーマの作品と、50点あまりの油彩画が並びます。
「游」とは、泳ぐ、(水辺を)動き回る、川の流れ、というような意味だそう。矢作川の風景画が並ぶ展示会にぴったりのグループ名です。
もちろん景色だけでなく、花の彩り、野菜や四季の風物詩で、春夏秋冬すべてがいちどに楽しめる内容になっています。
水辺をぶらぶらと散策するように見ていただける肩の凝らない展覧会、ぜひ遊びにいらしてください。
市民ギャラリー3階の展示室Dにて、15日(日)15時までの公開です。
1/10 平成29年 新春富士山写真展
お待たせいたしました。
新春富士山写真展、本日公開です。
例年は年明けすぐに展示をされていますが、今年は少し遅れての展示開催、
間違われて来館されるほど毎年楽しみにされているお客様がいらっしゃいます。
今回の展示は作品点数83点。
その中の1点、赤富士と初冠雪が同時におさめられている写真があります。
赤富士は主に晩夏から初秋の8~9月頃に見られるものですが、
撮影日は10月16日とのことです。
新しい年がより良い年になるようにと願いをこめて展示された様々な顔の富士山を
ぜひご覧ください。
1/7 野村郁夫展 教員38年、学びの足跡
明けましておめでとうございます。
今年最初の展覧会は、現・安城市立明和小学校長でもある野村郁夫先生の個展です。
過去には市の公募展で最高賞であるグリーンリボン賞を受賞された実力派。
今年度で教職を離れられるとのことで、38年の教員生活の足跡を辿る形式で、赴任した学校別に作品が並べられています。
ペンと水彩による絵はどれも細かく描き込まれ、見れば見るほど引き込まれるものばかりです。中にはお嬢さんの小さい頃の絵に先生が後から描き加えたというコラボ作品も。
公開初日の今日は朝から大勢が来館され、教え子ですというお客様もたくさんいらしたようです。
立派なお花や鉢植えもいくつも届いているのですが、実は当館は生花の持ち込みはご遠慮いただいております……。
折衷案として、初日だけ玄関先に並べてお披露目させていただくことに(写真はほんの一部)。
展示室内では、先生自ら作品の解説をしたり、お客様のお気に入りの1枚と一緒に写真を撮ったりと、受付に座る暇がないほどの賑わいです。
公開は9日(月・祝)の午後4時まで。ぜひご来館ください。